手間 多め
費用 販売手数料 + 送料
入金 売れ次第
対象 ブランド品・レア物

ざっくり言うと

フリマアプリの最大の魅力は「自分で値段を決められること」。買取業者だと二束三文になってしまうものでも、ほしいと思っている個人に直接売れるので、うまくいけばかなりの高値がつくことがあります。

ただし、写真撮影・出品・問い合わせ対応・梱包・発送という手順を全部自分でやる必要があります。時間と手間がかかる方法なので、「労力に見合う品物かどうか」を基準に使い分けるのがコツです。

向いている場面
  • ブランド品・高額品を眺めてもらいたい
  • 絶版・限定のレア物を持っている
  • 相場を調べる時間がとれる
  • 写真撮影・梱包を楽しめる
向かない場面
  • 今週中に家から出したい
  • ノーブランドの日用品が中心
  • 大型家具など送りづらい品
  • 値下げ交渉のやり取りが負担

出品から入金までの流れ

  1. 1

    アプリ登録・出品

    所要: 10〜30分

    写真を撮り、タイトルと説明文を入力。検索キーワードを意識して書くと届きやすくなります。

  2. 2

    問い合わせ・値下げ交渉の対応

    随時

    「〇〇円にできますか」という質問が来ることがあります。返信速度が売れやすさに影響します。

  3. 3

    売却・梱包・発送

    所要: 1〜3日

    売れたら丁寧に梱包して発送。匿名配送を使うと住所を出さずに取引できます。

  4. 4

    受取評価後に売上金反映

    所要: 1〜2日

    相手が受取評価をすると売上金が反映されます。手数料と送料を引いた金額が手取りになります。

フリマアプリに向いているもの

1. ブランド品・高額品

ルイ・ヴィトン、シャネル、グッチなどのハイブランド品は、買取業者では渋めの査定額になりがちですが、フリマでは購入希望者が直接値段を見て判断するため、高値が出やすいです。

2. レア物・コレクター向け品

廃盤のゲームソフト、初回限定盤CD、絶版本など、業者が取り扱いを渋るものでも個人買い手は見つかります。

3. 状態のよいブランド子ども服

子どもはすぐサイズアウトするため、状態のよい子ども服はフリマで売れやすいです。特にブランド物(ファミリア・ミキハウスなど)は需要があります。

4. 家電・スマートフォン(動作品)

iPhoneやiPadなどのApple製品は、フリマで高値がつく代表格です。Android端末もSIMフリー品や人気機種は需要があります。

売れるための5つのポイント

1. 写真は明るく、複数枚撮る

フリマアプリで一番重要なのは写真です。自然光の下で撮影し、全体・正面・背面・傷や汚れのある部分もしっかり写しましょう。「見せていない部分がある」と思われると信頼されません。

2. タイトルに検索されるワードを入れる

「ブランド名 + 品番 + 状態 + カラー」という形式が基本です。「メルカリ」「売ります」などの不要な言葉は入れず、検索に引っかかるキーワードを詰めましょう。

3. 送料込みの価格設定にする

「送料込み(出品者負担)」のほうが売れやすいです。送料を別にすると購入をためらう人が増えます。送料を計算した上で価格に上乗せしておきましょう。

4. 手数料・送料を引いた「実際の取り分」で考える

売れた価格から販売手数料が引かれ、送料はサイズ・重さ・発送方法によって変わります。手数料の率はアプリごとに違い、改定されることもあるので、必ず各アプリの公式ヘルプで最新の率を確認してください。そのうえで、実際に手元に残る金額を計算してから価格を設定します。

5. 売れるまで時間がかかることを想定しておく

人気のものなら数分で売れますが、ニッチな品物は数週間〜数ヶ月かかることもあります。急いで処分したい場合はフリマには向きません。価格を下げながら様子を見るか、別の方法に切り替えましょう。

売れるコツを手順に落とす

上の5つを、実際に手を動かす順番で書き直します。ここまでやると、同じ品物でも売れるまでの日数が変わります。

写真|1枚目で全体、傷は隠さず別カットで

一覧に出るのは1枚目だけです。ここは商品全体が真ん中に入り、背景に生活感がない1枚にします。床にコピー用紙や白い布を敷き、日中の窓際で影が出ない角度から撮るだけで見え方が変わります。フラッシュは色が飛ぶので使いません。

2枚目以降で、正面・背面・側面・裏側・付属品・タグや型番の刻印、そして傷や汚れのアップを撮ります。傷を隠すと、届いたあとの「聞いていない」で評価が下がり、返品対応の手間まで発生します。先に見せて納得して買ってもらうほうが、結局は早く終わります。

タイトル|検索される語を前に置く

買い手はキーワードで検索します。「ブランド名 + 型番・品名 + サイズ/カラー + 状態」の順で並べるのが基本形です。「美品」「送料無料」「即購入OK」といった語は後ろに回します。前に置くと肝心の型番が表示から切れます。

型番が分からないときは、タグ・内側の縫い付けラベル・箱の側面を探すと書いてあります。型番が入っているだけで、その商品を名指しで探している人に届きます。

値付け|相場を見てから、送料込みで決める

  1. 同じ商品名でアプリ内を検索し、「売り切れ」で絞り込む。出品中の価格は「売れていない価格」なので参考になりません。実際に売れた価格帯を見ます
  2. 送料を調べる。厚さ・サイズ・重さで配送方法が変わり、金額も変わります。梱包した状態のサイズで見積もります
  3. 販売手数料を引く。手数料の率はアプリごとに違い、改定されることもあります。各アプリの公式ヘルプで最新の手数料を確認してから計算してください
  4. 「売れた価格 − 手数料 − 送料」が手元に残る額。これが買取業者の査定額を下回るなら、フリマに出す意味は薄いと判断できます

値下げ交渉を見込んで数百円だけ上乗せしておくと、交渉に応じても想定額に着地します。上乗せしすぎると検索結果で高く見えて、そもそも見られません。

出品するタイミング

出品直後がいちばん人目に触れます。買い手がアプリを開いている時間帯に出すのが基本で、平日の夜や休日の日中がそれにあたります。深夜に出すと、朝には新着の下に沈んでいます。

季節物は使う時期の少し前が狙い目です。コートは秋口、水着や扇風機は初夏、といった具合に、買い手が「そろそろ要る」と思うタイミングに合わせます。売れないまま季節が過ぎると、次の年まで動かなくなります。

値下げ交渉への構え

交渉は来る前提で、自分の下限額を先に決めておきます。その場で考えると流されます。

1〜2週間動きがなければ、写真の1枚目を撮り直すか、価格を下げます。両方いっぺんに変えると、どちらが効いたか分からなくなります。

注意点と落とし穴

送料と手数料を忘れずに

フリマアプリでは販売価格がそのまま収入になるわけではありません。販売手数料が引かれ、送料が自己負担ならさらに差し引かれます。手数料の率はアプリごとに異なり、改定されることもあるため、各アプリの公式ヘルプで最新の手数料を確認してから計算してください。価格設定の前に「最終的な手取り額」を出すクセをつけましょう。

梱包・発送は丁寧に

配送中の破損や「思っていたものと違う」というトラブルを防ぐため、梱包は丁寧に行いましょう。傷や汚れは商品説明に正直に記載することで、後のトラブルを避けられます。

個人情報の取り扱いに注意

スマートフォン・タブレットを売る際はデータの完全初期化が必須です。写真の位置情報、住所録、クレジットカード情報などが残っていないか必ず確認してください。

やることリスト

  1. 品物の状態を確認し、売れる見込みがあるか判断する
  2. 送料と手数料を含めた価格を設定する
  3. 明るい場所で写真を複数枚撮影する
  4. 検索されやすいタイトル・詳細な説明文で出品する
  5. 1〜2週間売れなければ価格を少し下げてみる
  6. 売れたら丁寧に梱包して発送する

フリマが自分に向いているか、一度眺めてみるのもおすすめです。

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